勉強のしかた②
ひとつの例を書きます。
30年前からの友達です。
Aちゃん、と します。
Aちゃんとは同い年で、25才の時、着物(きもの)の着付け教室で知り合いました。
仕事は営業で、毎日クルマで外回りをしていました。本ばかり読んでいる私とは、正反対(せいはんたい)です。
そのうちそれぞれ結婚し、それぞれ子どもが産まれました。
Aちゃんは転職をし、資格をとるために子育ての合間に勉強を始めました。
「お母さん、大人なのになんで勉強してるの?」。ある日、子どもにきかれました。
「あのね、お母さんは、高校まで全然勉強しなかったの。だから、今してるの。」
「え…そうなの。おれ、勉強しよ。」
「って言ったらさー。さっさと自分の部屋にとんでったよ(^▽^)」
豪快(ごうかい)です。
Aちゃんは家庭が落ち着かず、ずっと反抗して過ごしたそうです。いろんな経験をしているので、肝が据わって(きもがすわって)います。
私にはない、こういうところを尊敬(そんけい)しています。
Aちゃんは新しい仕事を何年も続け、さらに上のレベルの資格が必要になってきました。
そこで、通信教育で勉強してスクーリングに行ったり、とても努力をしました。
でも、なかなか試験に合格しません。
最近会えていないので、今年はどうなったか、わかりません。けれども、努力は続けているでしょう。
この、かんたんにはあきらめないところも尊敬(そんけい)します。
さて。
Aちゃんは頑張っていますが、とても苦労(くろう)をしています。
長くなったので、明日にしましょうか。
(⌒‐⌒)